五年続けたグラブルやめたことについて

グラブル回顧録

 

※長いです。誹謗中傷含めて、正直に書きなぐりました。

 

 

2019年8月終わりにサービス開始から毎日プレイし続けたグラブルを中止しました。それから数ヶ月経ちましたが。おそらくもうプレイ再開することはないと思います。当初はサービス終了までやるつもりでしたが、もう駄目です。おしまいです。ゲームクリアです。ゲームオーバーです。

この制作陣じゃゲームが面白くなることはもうないでしょう。運営の動きを見て見限りました。2019年のはじめはまだそんなこと思っていなかったんですけど、もうだめですね。よく我ながら5年以上も続けてきたと思います。

 

ランクは215。全十天最終解放をしていて終末武器も火と闇を5凸しています。2016の春からは古戦場1700位くらいのAクラス団の団長していました。個人成績も今の報酬になってからは光有利古戦場以外は35000位以内、50000位以内に入るようにしていました。

スタレ、サプ、スキン、90円ガチャだけが基本の微課金でしたが、五年間にDVDをはじめとするグッズ含め、数十万円を支払ってきたと思います。

今回、グラブルの思い出を振り返ると共に正直な気持ちを誹謗中傷含め、書き留めていきます。

この文章の草稿は2019年に書いたものです。あれから、数ヶ月、ゲームにはほとんど触れずに外側から様子を見るウォッチャーとなっていました。やっと、そのウォッチそのものにもやっとこさ興味が失せてきたので、回顧録としてこの文章を残したいと思います。

 

2019年8月にゲーム自体をやめているので、現状のゲーム環境とはそぐわない部分もあると思います。

 

結論から言うと、竜頭蛇尾、ハリボテ、底の浅いゲーム(?)だと思います。5年以上やってきて、思っている純粋な感想です。

 

 

グラブルを開始した時、空だけしかない世界観。ジータちゃんのキャラデザ。本格RPG……。様々な要素に惹かれました。

その中で一番心掴まれたのはバトルの計算式でした。通常攻刃×マグナ攻刃×EX攻刃(当初はUNKとか言ってたね)の絶妙なバランス。当初は完全無課金でしたが、これをきっかけに課金をはじめたくらいです。サプの存在も課金の後押しとして、大きかったですね。初期のサプは誰を取ろうかと本当にワクワクしました。

一番最初のエイプリルフールも最高でしたね。グラジタが喋って、同時にいて、本編もこの世界線だったらよかったのにと、今でも思っています。

 

 

グラブルは中毒性のあるゲームです。5年間も毎日毎日同じような作業を脳死状態でやる。麻薬みたいなもんです。生活の一部になっていました。

時間があればついついマルチをやってしまう。イベも報酬も取りこぼさないようにしよう。ここ数年は義務感になっていましたからね。毎日アルバハやらなきゃとか、イベ20箱開けなきゃとか、古戦場最高報酬目指すとか、ノルマですよ。ノルマ。マジェを2セット完成した時も達成感よりも周回しなくてもいいという安堵感のほうが大きかったです。あんなに時間かけて集めたのに実際運用してみても、こんなもんかって拍子抜けしたのが正直な気持ちでした。

 

麻薬です。本当にこれに尽きると思います。振り返ってみると、面白かったのではなく中毒性があった。そして、やっている時は脳死状態になりますから、嫌なことを忘れられる。生産性なく、人生を豊かにするほどの体験や感銘はなく、時間と金銭を浪費させる麻薬。このゲームをしている時間、心から楽しいと思っていた割合はそんなに多くありませんでした。

 

 

【運営について】

はっきり言って自分はガチャというシステム自体が嫌いです。冷静に考えればガチャは高すぎます。一回300円なんてボッタクリですし、それが当たり前としてまかり通っていること自体そのものがおかしいです。

 

欲しいものを手に入れるのが9万円前提ってヤクザすぎると思います。9万円あれば何が買えますか? 商売だから仕方がないという、言い分は理解はできます。でもさ、CSのゲーム一本がだいたい8000円でしょ。それに比べてキャラ一体に9万も価値あんのかい? 上位石にとかは期待値数百万円でしょ。馬鹿らしいです。付き合いきれません。金を払わないと言っているわけじゃないのです。価値に見合った金は出しますよ。だから、サプはうけたんでしょ。実際に自分スキンは全部買っていましたし。ガチャなんてさっさと規制されればいいと思っています。ガチャは不公平感を生みます。射幸心を煽るギャンブルそのものです。

 

そして何よりも害悪だと思うのが限定の存在です。リミと十二神将は百歩譲ってまぁいいとしましょう。問題はその他の季節限定のキャラです。期間逃すと手に入れないっていうのが問題すぎます。それでバレクラとか酷いことになっとるやん。バレクラいるかいないかでルシHLの攻略難易度が大幅に変わるっていかんでしょ。ええ、自分はリンクスで取りましたよ。それなのに闇がルシHLで敬遠される理由が、闇はHPが低いからとか運営が抜かすなんて、……もうアホなんじゃないかと。この状況下でバレクラの復刻を一年しないことが運営は本当にプレイしていないんだなと思います。

それよりも酷いのは上位石ですよね。期待値数百万の上位石はガチャでそれこそ神引きするしか入手手段はありません。ある程度まで行くと上限伸ばす為に天司石が欲しいのですが、ミカエルなんて引ける気しねーもん。クリスマスに特別なスタレとかしましたが、それでも当たる確率10%以下でしょ。天司石がなければ次のステップに進めないわけで、グラブル萎えた理由の一つです。

そもそものところさぁ、上限とか減衰っていう概念自体が後付なんだよね。当初ディレクターはインフレゲーにならないために減衰設定しますって言っていたのに、結局それを商売の種にしてんじゃん。減衰のかかり方も緩やかにしますとか言っていたのに、事実上の上限決めてさ。上限関係で酷いのはアーカルムの無属性ダメージ半減だよね。あれの理由なんのアナウンスもないでしょ? そういうことするから不信感増すんだよね。

スタレも期待値低すぎますよね。売れるようにするなら、持っていない武器や召喚石を確定にするくらいしないと。焼け石に水みたいなオマケつけていますが、みんなそれを買うだけの価値を見いだせなくなったってことでしょ。

自分は射幸心を煽るという行為そのものが大嫌いです。でも、ここの運営はそれが大好きですよね。スクラッチとか、指輪とか。今となっては存在感が薄いカジノもそうですね。

 

運営への信頼度は基本的にマイナスからスタートしています。まぁ、それなのに、運営は平気で嘘をつくし、プレイヤーを裏切ってきたよね。巷では前のプロデューサーを評価する声がありますが、前のプロデューサーも嫌いです。できもしないビックマウスばかりで結局更迭されたじゃないですか。アーカルムやディフェンドオーダーがどうなりました? スカイジャーニーっていったいなんだったんですか? ここらへんの結果を見て、ああサイゲって技術力や開発力がない会社なんだと悟りました。ツールなんかいまだに払拭できていませんしね。

アンチラ事件とか、コルワ事件とか、闇ジャンヌやアイルあたりの限定ガチャ実装も前プロデューサーの時だったですね。恒常を限定入りしたときの釈明でだってみんなムーンが欲しいじゃないですかと前Pが言った時、スッと自分の胸が冷めたのは今でも思いますよ。今思えばあの時、辞めるチャンスだったんですが、ズルズルと2019年8月まで続けてしまいました。

今Pとして戻ったとしても現Pと五十歩百歩ですよ。同じ穴のムジナに過ぎません。私はHRTとかFKHRとかKMRと言った表記は大嫌いです。

 

平気で嘘とつくことも最悪です。ヒヒイロの新たな使いみちをやめます、といったアナウンスを平気で翻しましたよね。バクでイベのSR限定敵からドロップしたヒヒイロを没収した時も、SR限定敵1万回(これもどうかと思うが)クリアしたら、ヒヒイロ返しますとかも言いましたけど、結局、何も言わずにイベのSR限定敵というそのものをなくしましたよね。

軽量削除の時も、新しく遊びやすいことをするといって、音沙汰ありませんね。

最近も古戦場のメイン層が10箱付近といって、45箱以上の報酬を実質なくすとか詭弁を吐いた時は、まったく変わってないんだなと思いました。ゲームをするふりだけして、ディレクターとかポチってる。正規でアーカルムやって賢者取得するなら、ランクがそのままのはずとかありえないもんね。ステージング環境開示とか、企業としてどうかということもやらかしたらしいですね。そもそもPが一部のプレイヤーでオフ会するということ自体が頭おかしいと思うんです。癒着とか、あったとしてもおかしくないですよね。

Pは批判的なまとめサイトとかには恐喝じみたことしたみたいですし(これは著作権の観点から見て悪いことではないとは思います。そのせいで現行のまとめサイトが運営のイエスマンと化している現状は気持ち悪いとしか思えませんが)

ま、自分はハナから古戦場最上位は全部ツールだと思っていましたけどね。そもそもの古戦場の競技性が機械的なマラソンで対処できますもん。

 

2019年の夏にグラブルをやめたことの理由の一つに2019年の生放送が原因でした。なんというか、スキンガチャを始め、金儲けの種ばからはじめて、ゲームを面白くする情熱が感じられなかったのです。決定的に運営に失望して、ゲームそのものを辞めました。PとかDとか上層部は、奢っているんじゃないでしょうか。噂でサイゲは強烈な体育会系らしいですし、意見する人は粛清され、イエスマンしか残っていないのではないでしょうか。特に2019年からはその奢りが表面に出てきていると思います。Dの仮面を配るとか、常識があればそんなことしないと思います。Dの自己顕示欲なのか、たとえ上からの強制が事実だったとしても、そんなことする会社自体がブラックだと思います。クレジットにもPとD以外のスタッフの名前はほとんど出てきませんよね。それってどうなのよ。

 

動画で見ましたが、イベのドラマチックバトルも運営の自己満足に過ぎないですよね。

 

特に2019年は限定が昨年に比べて倍になりました。これまでも微増が倍ですよ。なしくずしにSRが廃止され、一回のガチャでSSRのキャラが2体追加されるようになりました。

なんの説明もなく。

 

いろんなことが遅すぎるんですよ。ケルフェン常設も1年以上待たされているんですって? メインストーリーも毎月更新じゃなくなって、ストーリーをまとめて見せる為更新は遅くなるが、まとめて話数を出すといって、どうなりましたか? 嘘つきですね。結果、話題にすることなく風化して、はじめからそうであったかのように振る舞う。自分たちが言ったことを守れず、恥ずかしくならないでしょうか? 最終解放のペースもこれで精一杯とか言っていますけどね。その癖、月2回のガチャはきっちり更新しますよね。当初はレアリティの差なく力を入れて作っているとか発言しましたが、現在のSSR2キャラ追加に思うことないのでしょうか? 性根の卑しさを感じずにはいられません。

 

せめて、「ごめんなさい。守れませんでした」が、あるだけでもだいぶ違うのですけどね。有言不実行ばかりですよね。大言壮語とも言いますか。生放送で言ったことも平気では反故にしますしね。

 

SSRの陳腐化。実質的な上位レアリティの追加。薄まり続けていく当たり。Pはガチャを分けることを工数の無駄と言った過去があります。金儲けしか見えません。金儲けは悪ではありませんが、そもそもソシャゲのガチャ自体アコギなものだと思っております。作品愛を感じない運営が作り出すものに、これ以上時間と金を費やすことはできませんでした。

 

 

 

 

【バトルシステムなどについて】

本当に初期のバトルは面白かったです。マグナ確定とか成長している実感があってやりごたえがありました。初期のつよバハも面白かったですね。スパスタとかホークアイとかいろんなジョブの役目があって18人マルチの最高峰だったんじゃないでしょうか。まぁ、他の18人マルチがクソしかありませんが。現環境のつよバハもクソに成り果てましたね。18人マルチはバランスが崩壊しています。なんというかゲームメイク的に雑な調整しかできないんだと思います。

天司とかクソアンドクソですね。なんで他人のトリガーで幻影とかなるんです。ファラ無効というのも頭悪いと思います。天司マルチなんてものを実装した時点でゲーム作りのセンスが0だと思います。天司マルチについては擁護のしようがありません。テストプレイしましたか? デバッカー仕事しているんでしょうか?

 

本当に初期の初期のバランスは神がかっていたのに、なんでこんな状況になったのでしょうね? おそらく初期のバトルデザイナーが抜けたんじゃないですかね。それも結構早い時期に。今のディレクターに初期のバランス考えられるとは思わねーもん。ディレクターがバトル仕様理解していたら、シュヴァ剣事件なんて起きないでしょ。ディレクター、十賢者の奥義を自画自賛するなんてレベル低すぎるっしょ。あんな奥義の出来がいいなんて頭おかしいんじゃねぇの。バランス感覚も悪いよね。調整もメリットにデメリットつける調整ばかりで楽しくないんだよね。他属性出張防止も有利属性の倍率をあげるんじゃなくて有利属性以外の耐性をつける方向にするしさ。シエテとかシスとか下方ともとれる調整をする必要ないでしょ。素直にそのまま上方でいいじゃん。ここのバランス調整はあげては落とすばっかりの調整ですよね。なんで気持ちよく遊ばせようとしないんかね。そんなに一般ユーザーが憎いのかって思ってしまいます。

あと、グランデ石の存在意義を運営自ら消し去っていきますよね。バカらしい。

 

4年目、5年目に入ってからは特に延命政策がひどすぎます。マグナ2や高級カバン武器などの30連戦前提のドロップ率。おまけに丁寧に外れ装備をちゃんとテーブルに入れて当たりを薄める調整。自分はゲームがやりたくて、苦行はやりたくないんだが。先述したようにマジェ2セット集めましたけどさ、面白くなかったです。1戦、2戦ならいいんですよ。同じことの繰り返しとか飽きの極みだし、そして、ギミックは手間としか思えなくなります。

グラブルは事実上ボスしかいないゲームです。ボスは何回も倒すものではないと思います。そういう意味ではボスがいないゲームとも言えるでしょうね。アルバハとかヒヒイロを落とすザコ敵に零落したという現象が起きています。

そして、報酬を獲得する為に何百回と同じことをさせられる。アーカルムや古戦場を面白いって言ってる人たくさんいますか? アーカルムなんて酷いですよね。まったく面白くないですし、まだ昔の陣地戦のアーカルムの方が可能性を感じましたわ。セフィラ玉髄を絞る必要なんてありますか? セフィラ玉髄そのものが時間稼ぎのストッパーにしか思えません。私たちは開発力なんてありませんって名言してるようなものです。結局、この数年、新しいコンテンツを開発できませんでしたしね。

あれだけ待たされたアーカルムの結果がこの程度なんてね。

 

ヒイロやダマ、金剛を絞る必要ってありますか? 限られた資源での楽しみ方もありがすが、一線でプレイしようと思ったら要求量が供給力を軽く超えていきますよね。気軽にダマを使ったトライアンドエラーなんてできません。分解した時に返却があれば、まだマシなんですけど、そういう青い神石以外そういう救済措置ありませんしね。

 

そもそももうゲームシステム自体が限界なんですよ。スタメン4人(主人公除くと選べるのは実質3人だけ)に召喚石5枠。この編成自体が既に崩壊しています。これはスタメン候補のほとんどのキャラと、召喚石がエラーに化しているということです。いろいろ批判があったバハ武器での種族縛りやそれより酷いオメガ武器の武器得意縛りで、編成に幅をもたせようとしたと思うのですが、バランスが悪すぎて結局スタメン候補を絞るだけの結果になりましたよね。剣得意ばっかりとか、ヒューマンばっかりとか。ハーヴィンや弓得意のキャラってどれくらいいるでしょうか? せめてどのキャラも得意武器が3種くらいあるってすればシナジー含めて編成に幅が広まったと思うのですけどね。召喚石もほぼほぼ外れですね。

いっそのことキャラに二属性持たせた方が、戦略やシナジーの幅が広がって楽しかったんじゃないでしょうか。

 

ゲームシステムの限界も運営は感じていたのでしょう。だから、古臭いゲームと言われたことないって言っていたDがいるにも関わらずバトルシステム2.0なんてものができたのでしょう。

少しは期待していたのですよ。エラーとなっているキャラや石を活用することができるのかもしれないって。

でもさ、評判はさんざんでしょ。防御を貫通する無属性攻撃、チェインの無意味化。予兆は少し評判いいみたいですけどね。

試しにリンドブルムを一戦だけやりましたが、なんつうか2.0というほどのヴァージョンアップかという大げさなもんですか? 焼け石に水で根本的なバトルシステムの寿命に対する対処ではないと思います。

もはやこの数年新たな追加によるエラー武器の量産、過去の武器の最終解放を超えた最終解放をしている時点で、システムが袋小路になっているんでしょう。

時間を費やして集めた武器たちをエラーにしたくないんだが。容易にトライアンドエラーなんて言葉を使う人間はきっと遊ぶ人の気持ちなんて理解できないんですね。画面の向こう側のATMにしかすぎなくて、ユーザーからの声は下々の雑言に過ぎないんでしょうね。今となっては流されていますが、十天最終解放の、集めて育てた天星器を砕くというシステムを作った人間は当時サイコパスだと囁かれましたね。

 

 

ユーザーが見つけた楽しみ方、遊び方を運営の意図と異なるから調整しますは最悪の愚行だと思います。そんなにプライドが高いんですね。ユーザーを楽しませるのがなぜ嫌なんですか? カウンターとかアバターの反射とかの調整を運営は心をこめて謝っていませんよね。今年に入ってもルシ対策にバザラガの下方とか、六龍でもそんなこと起きたんですっけ? ちっとも変わっていませんね。システム上の抜け道を見つけるのもゲームの醍醐味でしょうに。

 

まったく触っていませんが、フルオートの存在は本末転倒じゃないでしょうか? みんな古戦場したくないっていうことでしょ。フルオートのAIもファミコン以下のAIだって話も聞きますし。

 

ルシHLは個人的には嫌いではありません。しかし、それに見合うだけの民度がなかったと思います。フリー部屋でのルシHL戦で自分の火試練解除がちょっと遅れたからって、ランク250がキレてきたのはなんなんだと思いました。ランク250は嫌いです。どうせランク250のほとんどがツール使いでしょ。

 

バトルの半分以上をリロードが占めるゲームなんてもう二度とやりたくありません!

 

 

 

 

【世界観・キャラ・ストーリーについて】

はじめてグランブルファンタジーの世界観を見た時、このゲームは面白くなるって思ったんですよね。空しかない世界感。まだ見ぬ冒険が始まる。島々に眠る星晶獣……、壮大な物語が始めるんだってワクワクしましたよ。あの頃は。

 

実際には空を旅している感覚はあまりなかったねというのが正直な感想です。

 

ストーリーも王道といえばいいのかもしれませんが、正直つまんないですよね。

空を旅する実感がないのは、空が舞台になっている時が少ないからだと思います。島に言ったら島の中ばかりで、空の旅のイメージがあまり湧きません。印象に残る空戦がほとんどないのが原因でしょうか? 壮大さもこの五年でたった空域2つです。こぢんまりとした旅になっていると思います。

霧に包まれた島までは新しい島に次々と渡り、旅している感覚がありました。でも、それ以降は前の場所を行ったり来たりでグルグルした印象しかありません。帝国打倒後のフリーシア一連の尺伸ばしは酷かったですねー。オルキスがいきなり幽体離脱した流れも本当に酷かった。ナルグランデに関しては結局盛り上がらなかったよねって印象です。でも、カインとラインハルザは嫌いじゃないです。

核心を先延ばしにする流れをこのゲームの十八番でしたよね。赤き大地に関してはまさにそうで。パンデモニウム最終章と、ナルグランデから落ちた時、なんで赤き地平に行かなかったの? 結局、ロゼッタもたいしたことを知らないキャラにいつの間にか設定変更されているしさ。

 

世界の果てのイスタルシアにはいつたどり着くのでしょうか。毎年バカンスをしたり、毎年初詣をしたり、限られた地域の便利屋です。世界の果てを目指すという目的があるという設定に矛盾を感じます。イベントで時系列を設定していなかいことも保身ですよね。イベで出てきた島の位置関係はざっくりとしすぎていて、空図として位置関係を出すべきです。今、思えば、島ごとに舞台が分かれるというのは、後でどうとでもできる【逃げ】ですよね。

 

 

そして、何よりもグラブルのストーリーをつまらなくしているのはルリアとクソトカゲの存在だと思います。

この二人正直キャラ的な魅力が皆無なんですよね。ルリアは頭花畑ですし、クソトカゲの無駄な煽りは正直イラつくし。クソトカゲってナチュラルに上から目線ですよね。そのくせ、プレイヤーからはクソトカゲが役に立った記憶まったくないし。で、主人公の代弁者として振る舞う。グラブルのストーリーをつまらなくしているのはこの二人の存在が大きいです。この二人の存在はグラブルのストーリーにつまらなくする永久デバフをかけているようなものです。ルリアの主人公の中に姿を隠すことができるという設定もいつの間にかなくなりましたね。

 

設定が変更するなら、その旨をきちんと説明、変更することを謝罪、ユーザーに納得してもらうべきです。こういう姿勢は世界観の考察をする人たちへの裏切りそのものです。

設定の変更は決して認めないということじゃないんです。ユーザーへの真摯さが足らないことが問題なんです。

 

メインのキャラは本当に魅力がありません。カタリナは責任感皆無なくせに「私、人間できてますよ」みたいに振る舞うし。イオとロゼッタもいつの間にか絆が深まっていて???ですし。主人公が父親を追う動機も全く共感できない。主人公の父親の姿も、思い出もないんだもん。正直、ノーレインでジータちゃんがファザコン見せたのは戸惑いしかなかったです。やっていませんが、こくうしんしんもそこらへん酷かったらしいですね。

 

ディレクターがTwitterで雷霆公をエレメント呼ばわりしたらしいっすね。世界観の愛が欠落してないと絶対書き込めない表現ですね。納得だわ。こんなディレクターの下でゲームが面白くなるはずなかったわ。イベも安易なパロの連発。パロの元となるようなものをしたいという欲は否定はしません。問題は何故パロ元となったものかを理解せず、上辺だけをなぞっているからだと思います。その面白さのエッセンスを理解していないのです。そもそも根本のファンタジーの面白さというものを理解していないのが原因なのかもしれません。だから、世界観も本格ファンタジーという皮を被った底の浅いものになっているのです。ドラフの名前の法則とか、ハーヴィンの名前の法則とか好きでした。だからこそ、例外は確固たる理由がないといけないのです。その意味ではフォルテは最も醜悪なキャラクターです。ドラフにする意味ありましたか? 神バハからの人気キャラを安易に使っただけです。結果、対して盛り上がらず、誰も得をしない結果となりました。安易な金儲けが裏に見えて薄ら寒いです。

 

理由なき例外は、作品を陳腐にして、考察する意味合いをなくします。フォルテというキャラを理由なくドラフとして出した時点で、このゲームは考察する価値がない底の浅いゲームですと自己紹介したことになるんです。

作品には一定の統一性というのも大事だと個人的には思います。それがあるからこそ、物語の世界に深く入り込めると思うんです。例えば、十二神将。彼女たちは金髪巫女、そして、干支の特徴を持っているというのが魅力だと思うんです。でも、クビラからその雲行きが怪しくなりはじめて、鼠のビカラはなんですか? ハーヴィンという予想を覆し、ヒューマン。そして、金髪巫女ではなく、つけ耳かつ、鼠という理由の安易なディズニーパロ。ビカラのイベやフェイトを見ていないので、詳しいことは言えないのですが、十二神将は干支の動物の特徴を持って生まれてくるという設定でしたよね? なんでもありというのは、製作者の逃げだと思うのですが。

奇を衒うことは大事なのかもしれませんが、それは王道(セオリー)を外すということではないんです。なんでもありは世界観の崩壊を招きます。物語の世界に集中できず、楽しめなくなるんです。こういう創作のセオリーがわかっていれば、安易なパロには逃げないはずです。王道ファンタジーを名乗っているんだから、なおさらです。

 

統一性を大事にするならば、ヴァルナとネプの加護効果を後からでも入れ替えるべきでした。四象の星晶獣でネプだけ神石ではないのはなんとも収まりが悪いです。行き当たりばったりな運営であることを示しています。後からでも入れ替えれば、世界観を大切にしていますということはアピールできたと思うのですがね。

 

 

設定のマスターノートというものが存在するらしいですが、きっと重要視されていないんでしょう。ま、監修が安易なパロ連発する人物なら納得の結果ですが。

 

 

最近は改善してきたとはいえ、同じグループとつるむばっかりで、キャラクターの発展性がないですよね。あらかじめ用意された設定の絡みばかりで。なんでソーンとメーテラを絡ませないの? 明らかにソーンとメーテラはカウンターキャラでしょ。天星剣王も剣の賢者とその息子や娘やハーヴィンの剣聖と絡まないですしね。ロザミアとゼヘクも恐らく対になって作られたキャラだと思うのに、二人ともまったく音信がありませんね。呪いや病はどうなるんでしょうね。

その反面、スフラマール先生とエルモートが仲良くなっていったのは純粋によかったと思いました。るっ限定ですが、ナルメアとヘルエスの関わり合いが好きです。まったく面識がなかった二人が同じ船で出会って仲良くなるってよくないですか。純粋にヘルエスはナルメアが面白くて好きなんだろうなっていうのがいいんですよ。本編でそういう絆の自然な深まりって少なくないですか?

 

四騎士優遇は正直辟易していました。基本、イベは全部読んでいましたが、四騎士のビストロはギブアップしました。キャラを大事にするのと、キャラを優遇するのって全然違うと思うのですよ。その意味でこれも読んでいませんが、ジークフリートイベはひどかったみたいですね。キャラ優遇のあまりかつての設定を捻じ曲げるというのは、キャラへの愚弄です。というか、基本的にどのシナイベの評判よくないですよね。

 

巷で評価が高いミックスパイも個人的には評価していません。だって、スフラマール先生でないんだもん。先生はクリスタリア関連の設定のキャラクターでしたよね? 先生はグラブルで二番目に好きなキャラクターなので、クリスタリアが舞台としてムッチャ期待してたんですよ。なのにさぁ……。お話自体もよくある種族間の争いで、無垢な少女がきっかけで和解するという陳腐極まりない内容。正直、リリィ自体、あんまり好きじゃないんですよね。幼すぎて、あまりにも記号的というか。リリィ最終イベで取ってつけたようにフォローしていましたが、そういうことじゃないんだよなぁ。

 

レナ最終イベも酷かったですね。あの御方が、ただのおじさんだったなんて。あの御方と呼んだ理由をレナが台詞で言っていましたが、制作側の言い訳にしか聞こえないんだよなぁ。

行きあたりばったりで結末を考えてない伏線を巻き散らかす。ロードマップというのも存在してないんでしょうね。

 

これはシャドバのコラボイベなので、願望に近いのですが、ルナとレディ・グレイが絡んだら面白かったのではなかったんでしょうか? グラブルって安易なパロするくせにそういう融通きかせませんよね。妙なところで杓子定規というかさ。悪ノリはするけど、遊び心が乏しいよね! たまたまウケたからって、なぜそれがウケたかを理解せず、同じことを繰り返すって多いよね! (例.ローアインイベとか、ソイヤとか、ヴィーラ周りとか)

 

六龍も最初聞いた時はバハムートを頂点とした真龍まわりを整理し、今まで登場した真龍が大きく関わるのかなと夢想しました。そんなこともありませんでしたね。リンドブルムを一回だけプレイしたのも、その当たりが気になったからでした。ポッとでの奴らになんて興味が湧きませんわ。

 

ファンタジーなのに、マフィアが強すぎるのもなんだかって感じですよね。盗賊ギルドみたいなファンタジー特有のギミックもそんなにありません。十天も星晶獣などの人知を超えた存在との対峙が少なすぎるからショボく見えるんですよ。

エッセルとカトルも流星街のパクリでしょ。バックグラウンドに説得力がありません。こくうしんしんでそこらへんがフォローされたみたいですが、こくうしんしんの評判の悪さを聞く感じ、うまく処理できなかったみたいですね。

 

キャラが多すぎて数年単位の放置が多すぎてあんまりだと思います。そもそもキャラクターが多すぎたんですよ。さばききれるキャパをオーバーしてるんです。

季節イベのメッセージなんて全部聞けませんわ。というか、季節イベのメッセージはどいつもこいつも主人公アゲで似たりよったりすぎて、すぐお腹いっぱいになりますわ。

 

そもそも根本的に運営、制作陣はキャラクターを愛していないですよ。

 

愛しているのならば、ルシオを大便扱いなんてしないはずですし。周年イベの集大成で、オリヴィエとアザゼルをあんな扱いにするはずありません。たとえ、神バハからのゲストキャラクターだとしても、天司という物語の根幹を成す存在にした上で、あの扱いはひどすぎるにつきます。結局、パンデモニウムの存在も消化不良で終わっていますよね。

もっとあのイベはオリヴィエとアザゼルもフォーカスすべきだったんです。あの二人とベリアルの因縁、それらの対決を期待してた人もきっと少なくないはずです。実際に、自分はしてました。そこでドラマが生まれ、カタルシスがあると信じておりました。……なんですか、あれ。あんな扱いにするなら最初から天司扱いにすんなよ。運営を決定的に信じられなくなりました。ああ、期待するだけ無駄なんだなって。

文量や尺に限りがあるのはわかります。なら、もっと出なくてもいいキャラクターもいましたよね。どうもお話をチェスをモチーフにして作ったらしいですが、注力間違っています。断言します、クリエイターとして三流です。技法にうつつを抜かし、本当に大切なところをおざなりにする。クリエイターとしてのセンスがないんですよ。自己満です。ユーザーを見ていません。だから、安易なパロにすぐ逃げる。いい物語や、作品を作る責任も情熱もない。RPGツクールのツクラーの方がよっぽどゲームにかける情熱がありますし、彼らと比べるのも失礼な話です。

この天司関連だけ見ても、ルシオアザゼル、オリヴィエのファンを裏切っています。2019年の夏にこのゲームを見限ったのは、この制作陣は作品に対しての愛や責任がないと確信したからです。100歩譲って、ガチャキャラでないならまだいいよ。ヘイトキャラという役目もあるもんね(個人的にはそういう作りはヘドがでますが)。でもね、アザゼルとかのファンは彼目的でガチャを回してるんだよ? オリヴィエはリミだよ? 名目上キャラクターを商売としているなら、絶対にやってはいけないことをやったと思います。

こくうしんしんにもシャオが追っている薬物の作り主が出たらしいっすね。肝心のシャオは出さず、そういうのばっかりだよね。

 

安易な悪ノリパロの称号の数々も薄ら寒いですわ。作品に対する本当の責任感があれば、もっと違うと思うのですがね。悪ノリの自己満に過ぎません。

 

 

 

グラブルとは麻薬である】

 

というように、運営はほぼ確実にプレイヤーの視点でゲームをしていないと思います。少なくともまともなデバッカーがいるとは思えないようなことが、状況証拠として多数あがってきています。今のPとD(一番の癌だと思う)がある以上、お空の世界が面白くなることはありえないでしょう。本当は三年前くらいには気付いていたんです。でも、コンコルド状態になっており、ゲームをやめるという選択肢がありませんでした。四六時中頭のどこかでグラブルのことを考え、プレイすることが生活の一部になっていました。金銭はそこまで(トータルで見ると数十万は費やしていますが)費やしていませんが、時間の費やし方は、中毒者そのものになっていたと思います。

グラブルは依存性のあるゲームです。

ガチャをはじめ、くるりん目的の報酬はまさにギャンブル中毒者を生むシステムそのものです。たった少しの数値を上げる為に、何百、何千回とリロードボタンを押しまくるのです。そして、更にその当たりの割合は年々減っており、リターンの割合もまた減っているのです。武器のパラメーターもレベル100までの上昇値と、レベル100からの上昇値は、レベル100からの上昇値の方が緩やかですよね。そして、苦労して集めた武器もいつかエラー武器へと成り代わる。注ぎ込んだ貴重なダマスカスもエラーと成り果てるのです。なんだか、ネットで有名な【サルを壊す実験】に似ていますね。賽の河原の石積みです。積み上げても、崩され、また積み上げる。その繰り返し。

2019年夏に、このゲームを続ける価値がないことに気付かせてくれた運営にはある意味感謝しています。もう少し尻尾を隠すのが上手ければ、きっと今も毎日、毎日、賽の河原の石積みを繰り返していたでしょうから。つまらないとわかっていても止められない。あと3年早くやめればよかったのにと今は思いますが、運営が奢りの顔を見せなければ、今もあの賽の河原に囚われ続けたと思います。……面白いこと、価値のあるものは、もっとたくさんあるのに。

 

 

 

ジータちゃんが大好きでした。でも、ジータちゃんのデフォルト衣装のファイターの衣装は正直ダサいよね。

最後に、2016年4月に団を立ち上げた際に前の団からついてきてくれた方々には感謝しかありません。2019年8月に突然の中止、申し訳ありません。前の団だとマルチが集まらないから団を立ち上げるくらいにはグラブルが好きでした。

素材だけは文句なしに一流でした。だから、いつかはよくなると思って、騙され続けたんです。

 

・現在のPとDの辞任。

・世界観の監修、提示。キャラクターの整理。

・バトルシステムの根本的な改修。

 

上記、三点がなければ戻ってくることは二度とないと思います。事実、半年以上ゲームを遊ぶことから離れらましたし、やめた当初はグラブルという安定剤を失って不安定になったりしましたが、今はもう本格的に興味がなくなってきました。

でも、5年は決して短い時間ではありませんでした。

だからネットの片隅にこの文章を残します。

「バスに乗り遅れるな!」……そのバスはいったいどこにたどり着くのでしょうか? 私にはそれが素晴らしい場所であるとはもう思えないのです。

 

 

この空の旅はおしまいです。私はもっと広くきれいな空を探します。

願わくは侵略の神が作り出した偽りの世界が滅び、空と星が幽世の住人のもとに還りますように。

きっとそれがハッピーエンドだよ。